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EyeMoTプロジェクトの継続のために
2014年の EyeMoT 2D 公開から足かけ8年となりました。
利用者のご要望を叶えるにあたり、保守を必要とするアプリ(システム)が膨大になり、現在の開発体制では、EyeMoTシリーズの維持がたいへん困難になっています。
この度、EyeMoTプロジェクトの維持と開発体制の強化等のため、企業や団体からの寄附金を募ることとしました。
私の持病等により複数年の外部資金の申請を控えています。複数年にわたる研究は持病の悪化等により遂行できない恐れがあるためです。申請から採択まで時間がかかるのも、外部研究費申請を躊躇する理由のひとつです。
これまで、毎年、数名の学部および大学院学生とともに頑張ってきましたが、いよいよ維持だけでも困難になってきました。
寄附金の募集
公開当初から、開発に関わる謝金や調査費が慢性的に不足しており、事実上、私の手弁当で維持してきました。みなさまからの、温かいご支援はとても助かっておりますが、資金面では十分ではありません。
今後も、EyeMoTシリーズの改善・機能追加やバグ修正などに、重度障害者支援チームの学生や協力者への謝金が必要です。また、学外の身体障害のある方にも開発に関わってほしいと考えています。
寄附金額は自由で、以下のクラスにわけて返礼・謝礼いたいます。
プラチナ:100万円以上
ゴールド:50万円以上
シルバー:25万円以上
ブロンズ:10万円以上
アイロン:5万円以上
寄附金のルールや税制上のメリット等はこちら(島根大学内サイト)を参照してください。
個人の方は、「研究支援品の提供」や今後実施予定(6月~)のクラウドファウンディングもご検討ください。3,000円からの寄附が可能です。
寄附者への返礼・謝礼
以下の返礼・謝礼を年度更新で実施予定です。
- プラチナ
・すべての EyeMoT 3D シリーズの起動スプラッシュ&ゲーム内クレジットへのロゴ表示
・講演や EyeMoT の活用レクチャー(別途交通費) *講演記録
・論文等の謝辞への記載
・その他、相談に応じます - ゴールド
・5本の EyeMoT 3D シリーズの起動スプラッシュ&ゲーム内クレジットへのロゴ表示
・講演や EyeMoT の活用レクチャー(別途交通費) *講演記録
・論文等の謝辞への記載
・その他、相談に応じます - シルバー
・3本の EyeMoT 3D シリーズの起動スプラッシュ&ゲーム内クレジットへのロゴ表示
・講演や EyeMoT の活用レクチャー(別途交通費) *講演記録 - ブロンズ
・1本の EyeMoT 3D シリーズの起動スプラッシュ&ゲーム内クレジットへのロゴ表示 - すべての寄附者
・「ポランの広場」への記載
・公式マニュアルへの記載 *製作予定
・お礼のお手紙
返礼・謝礼の内容は予告なく変更する場合があります。
島根大学の規則により、権利等の譲渡は認めれていません。
主な使途
主に、以下の使途を予定しています。
- 学生開発者および協力者への謝金
- 学外の身体障害のある開発者への謝金
- 開発環境の整備(開発&テスト機材の購入 等)
- 調査研究&発表のための費用(旅費&雑費 等)
- 公式マニュアルの制作
寄附金は大学の財務会計システムでもれなく管理されますので、私的利用は行えない仕組みとなっています。
補足事項
EyeMoT 3Dシリーズは、多くの学校・個人宅・施設や病院でも使われています。最近では、海外での活用例も報告されています。
- 各種受賞(日本賞2017・リハビリテーション工学協会・デジタルゲーム学会・電子情報通信学会 等)
- ダウンロード数はシリーズ全体で約150,000以上
- 支援学校等の約8割で導入(起動ログより推定)
- 放課後デイサービスで活用(主に重度重複障害児向けの施設)
- 重度重複障害児の療育現場を変革(これまで実用になるツールがなかった)
- さらなる普及の見込み(まだまだ知られていない)
- 利用者からのうれしい声(こちら)