がん患者の私からみなさまへのお願いと提案
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今,私が安心してがん治療に専念できるのは,以下の3点がそろっているからです。
もし,どれかが欠けていたらとても不安だったでしょうし,きっと治療に専念することなどできなかったはずです。
みなさまの環境はいかがでしょう?
- 信頼できる家族
- 生命保険(がん保険)
- 比較的福利厚生の整った職場&理解のある上司
入院時や日常生活のサポートは,まずは家族あってこそ。
身体障害があれば福祉制度も使えますが,それ以前の状態であればやはり家族です。
今の入院を考えても,おひとりさまの入院開始は極めて困難になったろうと強く思いました。
大部屋患者さんたちを見ていても,ご家族がよく来る患者さんは幸せそうです。
お金の面で言えば,目の上のたんこぶ的な生命保険(がん保険)が大きな支えになります。
私の場合は,がんの確定診断で300万円・入院1日1万円など持ち出しが少なくなるプランでした。
これはリアルに助かる金額ですよね。
仕事に復帰できるかは別にしても,病気休暇・休職制度が整っているかどうかは療養中のモチベーション維持や金銭的な面でも無視できません。
体調不良から即退職になるような職場では,安心して仕事ができないでしょう。
ところで,私も毎年健康診断を受けて「所見なし」でしたが,次の健診のときにはいきなり進行がん!
そんないきなりは,ステーキだけにしてほしいものです。
私のような理不尽な状態を避けるためには人間ドッグが不可欠。
腫瘍マーカーやPETなどのオプションは必ず付けましょう!
レントゲンがあまり意味ないことは私が証明しましたからね。
ということで,私のようになりたくなければ,生命保険加入や人間ドッグ受診がまだの方は明日にでもすぐに!
伊藤 史人 先生:
法学資料室の三原さんが、先生のブログを見て、今日、先生の病状を教えてくれました。早速に、朝田先生とこのことにつき、話をしました。 現在は、岩手市内におられるのでしょうか。また機会をみて、お知らせください。
必要なことで、お手伝いできること、考え対応いたします。
先日、島根大学生協で教え子の弁護士が無くなったことをお伝えしたばかりで、正直驚いています。
三宅 孝之 島根大学