「合理的配慮」が義務化します
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再来年2016年の4月にはじまる「障害者差別解消法」。
ゴーリテキハイリョが義務になるのです。
「合理的配慮」、何だか誤解を生みかねない漢字使いではあります。
字面には目をつむるとしても、これは画期的な法律ですし、きちんと運用されるのであれば世の中が変わります。
そうなるのに十分なインパクトがあります。
小さい話ではありますが、大学においては、すでに障害学生対策のためにソーシャルワーカーが予算付きで配備されつつあります。
少し前に、乙武さんがレストランに入れなかったことが話題になっていました。
この法律が施行されれば、各人の障害者感などはすっ飛ばして、入店させるのは店側の義務となるわけです。
当然、ツイッターでのつぶやきも変わるでしょう。
かといって、身体障害が理由で愛の告白に失敗しても、残念ながら合理的配慮は叫べませんが。
やはり、難しいのは見た目にわからない障害です。
それを含め、あと一年半でどれだけ社会や個人が準備できるのか。
うまくいけば、まずは、これまで外出を控えていた人々が大手を振って出かけられます。
社会が活性化して、経済までうまくまわるようになったりして。