視線入力に特化した研修会のご案内(江戸・2017年3月17日)
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東京都立小平特別支援学校武蔵分教室の田添さんがおもしろい企画を立ち上げてくれました。
楽しみにしています。
平成28年度ICT研修会「視線入力の可能性」の御案内について
軽暖の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、重度の障害をもつ児童・生徒におけるコミュニケーション能力向上を図るため、下記の通り、島根大学総合理工学研究科 機械・電気電子工学研究科助教伊藤史人氏と株式会社オリィ研究所代表吉藤健太朗氏の講演とワークショップの研修会を実施することとなりました。御多忙中とは思いますが、多くの皆様の参加をお待ちしております。記
- 趣旨
- 特別支援学校における重度障害の情報教育に関する指導の改善を図る
~視線入力装置を活用した肢体不自由児・病弱児の支援~- 日時
- 平成29年3月17日(金)午後3時00分から午後5時00分まで
- 講演後、ワークショップ開催(午後7時まで)
- 会場
- 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 研修棟
- 対象者
- 分教室在籍に関係なく本病院に入院中及び通院中の児童・生徒、保護者、東京都肢体不自由教育教職員、医療関係者等、本研究に関心のある方
- 講演テーマ
- 「ICTを活用した重度障害者のコミュニケーションについて」
~ローコスト視線入力装置を活用したスタートアップ~- 講師
- 島根大学総合理工学研究科 助教 伊藤 史人 氏
- 株式会社オリィ研究所 代表 吉藤 健太朗 氏
- 主催 都立小平特別支援学校
- 共催 東京都肢体不自由教育研究会
- 内容
- 「できた!」「できる!」の視線入力とスイッチ入力 50分 + 10分(質疑)
伊藤史人氏(島根大学総合理工学研究科助教)
ローコスト視線入力装置の登場で、誰もが視線入力装置を手に入れることができるようになりました。しかし、誰もが使えるようになったかというとそうではありません。実は、視線入力装置をうまくつかうにはコツがあるのです。本研修では、利用者の「できた!」「できる!」を大事にして実例を交えてお話しします。- 神経・筋難病とロボット 30分 + 10分(質疑)
吉藤オリィ氏(株式会社オリィ研究所所長)
2013年春、分身ロボットOriHimeがとあるALS患者の女性と出会いました。分身ロボットはALSなど難病の患者でも自由に操作できるように進化を続け、世界をひろげ続けています。最新バージョンでは視線入力により操作が可能になりました。本研修では、分身ロボットのデモも交えてお話しします。- コラボ企画『伊藤史人氏×吉藤オリィ氏による、未来をより楽しくする福祉介護系ものづくり対談』 20分
キーワードは、「福祉介護×ICT」「暮らしに役立つガジェット」「福祉介護系ハッカソン」。
内容は当日のお楽しみ!- イブニングセミナー(自由参加のワークショップ)
- 「重度障害(児)者のコミュニケーションにおける視線入力装置の可能性について」
実際に視線入力やスイッチ入力による支援機器を体験してみましょう。
講師:伊藤史人氏/吉藤健太朗氏
同日:17時10分から19時00まで
内容:視線入力装置によるコミュニケーション支援機器等- 問い合わせ
東京都立小平特別支援学校武蔵分教室
副校長 岩下桂郎
主幹教諭 田添 敦孝/メール:Nobuyuki_Tazoe@member.metro.tokyo.jp
〒187-0031 東京都小平市小川東町4-1-1 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院内
電話・FAX: 042-344-4537