長州の大神さん

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20160530_02
九州から出雲国に戻るには長州下関を通ることになります。
やっぱり,そうなると大神さんには会っておきたいですね。
これまで何度か下関は通っていましたが,なかなか都合がつかずでしたが,今回は訪問が叶いました。
何をするってわけじゃありませんが。

そういえば,大神さんはALS患者。
他人介護で独居を実現しています。
ヘルパーさんは明るい方が多く,雰囲気のよいご自宅ですね。
(お菓子の詰め合わせもくれましたので,いい人たちです)

コミュニケーションスキルは極めて高く,口文字を実に器用に操ります。
パソコンはオペレートナビで使用。
オペレートナビのメインスイッチは左足先のPPS(空気圧センサーで利用)。
ICT支援は大阪の久住さんがスカイプを通して行っています。

口文字とスイッチでたいていのコミュニケーションは問題ありませんが,やっぱり選択肢は多い方がいいです。
それもあって,今回は視線入力を試してみました。
「失敗体験のコントロール」は大事ですから,まずはゲーム。
EyeAsteroids で軽く遊んでもらい EyeMoTで塗り絵。
いずれも問題ありませんでした。
ただ,身体状況により片目での操作になったので精度は出ませんでしたが。
それでも,練習すれば十分使えるようになるでしょうね。
成功体験だけで終えることができたので次につながります。

さて,大神さんはご自分で動画を作られています。
こんな動画。勉強になりますね。
BGMがウケる。

大神さん宅を訪問後,急なお願いではありましたが,関門医療センターのMSWを訪問し今後のコラボを模索。
私のブログをご存知だったので話も早かったです。
大神さんを講師にして,下関で勉強会を開きたいな。
さあ,スポンサー探さないと!

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