「子どもは子どもの中でこそ成長できる」よね。
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」https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2023050917763
「子どもは子どもの中でこそ成長できる」が、私の活動や研究で大事にしていることのひとつ。
だから、私は障害を理由に学校教育で子どもたちを隔離してはいけない、と思う。
自分の子どもを見ていてもそう。
姉妹の行動を観察していると、ふたりの関係はまさに社会。
コミュニケーションから流行りのアニメまで、子ども同士じゃなければ楽しくない。
そこに大人は入れない。
今、日本で行われている隔離ベースの障害児教育のほとんどは、オトナの事情による結果かもしれない。
金銭的なコスト、専門性の向上や教育の効率化など。
教育の効率化といえば聞こえはいいが、大人と子どものマンツーマンは、そんなにいいものなのか。
きっと、9年間も隔離する必要はなく、「特別な教育」が必要なシーンでのみ一時的に地域の学校を離れるだけで十分。
もちろん、障害特性に合わせたスキルの習得は重要なので、適宜その機会は必要。
でも、9年も半ば隔離してまでやることなのだろうか。
自動車教習所のように、合宿やダブルスクールの形もありそう。
一方、地域の学校には障害のある子どもたちを受け入れる余裕がないのは事実。
県立の特別支援学校や養護学校を維持する膨大なコストを、地域の学校へのインクルーシブ教育に充てたらどうなるのだろう。
そんな試算はあるのだろうか。
子どもは、子ども同士で経験を共有し、感情をぶつけ合ってこそ成長できるはず。
子ども同士の関わり合いによる経験は、大人(教員)がこねくり回した「特別支援」の理論など圧倒するに違いない。
子どもは「研究授業」のための役者ではないのだ。
大人から「推しの子」の口コミなんて聞きたくない。
大人たちは子どもの世界をシミュレートすることはできない。
大人になって、学校の思い出のほとんどが年の離れた教員とばかりなんて。。。
私だったらぜったいにイヤだ!(見目麗しい教員は除く)。
Eテレ ハートネットTV“インクルーシブ教育”を考える(1)障害のある子どもと共に
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2023050917763