【学校のICT】社会のリソース(おっさん)を活用する
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「学校ICT支援隊(仮称)」に志願。
上から目線でいうと、なかなかいい取り組みです。
教育委員会や教員組織が先導する取り組みは「なんか違う」感が払拭できないので、民間の経験と知識を取り入れる覚悟はすばらしいです。
小学校がどんな感じで社会のリソース(おっさん等)を活用していくつもりなのか興味があります。
GIGAスクールでどんなこをしようとしているのかも間近で見られそうです。
式次第に「自己紹介」とあるのが、ちょっと気になりますが。。。
出雲国在住だなんて言ったら、冷やかしだと思われやしないかな。
一方で、学校の方針に嫌気がさして辞退することにならなければいいなとも。
最悪なのは、ただの便利屋さんになるパターン。ネットがつながらないとか、アプリの使い方を教えて、とか。
プリンタが動かないから今来てください!的なシゴトだったら、ワタクシ、キレるのは必至でしょう。
身近で小学校教員(妻)の業務を見るにつれ、授業でのICT活用の前に、教員の業務改善を優先すべきと思わざるを得ません。
紙のシゴトが多すぎだし、神エクセルもひどい。
お金の回収も現金だし、連絡書類も子どもに持たせるだけでPDF配布もなし。
GIGAスクールについても、タブレットやパソコンみたいな消耗品にお金をかけても無駄だと思うのです。
そういう端末は、せいぜい3年で陳腐化するか壊れるでしょうから。
さて、役所や大企業のシステム化で失敗する最大の要因は「システムを既存の業務に合わせる」こと。
たとえば、印鑑を使う書類の流れを維持しようとして、見た目までこだわった押印機能。愚の骨頂。デジタル署名で既読を記録すればいいのです。
紙で行う業務のフローをそのままシステム化すると、たいていはシステムに無理が生じてカスタマイズコストが膨大になります。
にもかかわらず、大して業務改善にもならないのがあるあるパターン。
つまり、システム化(ICT活用)するには、既存の方法と決別し、新しい仕組みを構築する覚悟が必要なのです。
教育現場でもきっとそう。
第1回の「学校ICT支援隊」会議が楽しみです。