嗚呼、アナログ教諭のデジタル化が止まらない!

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英語の教科書をGoogle翻訳でのぞき見

私の妻は小学校教諭歴10年(たぶん)。この春から,現職のまま教職大学院へ行くことになりました。

そのタイミングでCOVID-19。教職大学院でも,さまざまなサービスがオンライン対応となりました。

妻は私よりはずいぶん若いので,ITについては慣れている年代と思いきやまったくの逆。

Word/Excelはまともに使えず,プリンタのドライバさえもインストールできません。もちろん,業務上必要な文書の作成・編集などはできていましたが。

Wordが使えていない人とは?
「見出し」機能を意識していないため,構造化した文書が作れない。「目次」や「相互参照」機能を活用した効率的な文書管理が行えない。

Excleが使えていない人とは?
基本的な関数(SUM・AVERAGE・VLOOKUP・IF など)を知らない。「絶対参照・相対参照」「フィルタ」などを理解していない。適切なグラフを描画できない。

Yahoo!ニュースやメルカリのためにスマホを使うものの,おそらくWiFiの意味さえ知りません。GoogleアカウントとApple IDの役割なんて考えたこともないでしょう。

そんな感じですから,勤務先の小学校でもITを活用するシーンはなかったようです。

ところが一転,このCOVID-19の対応で,大学院の授業や手続きがオンラインになってしまいました。

この一ヶ月で,大学の修学管理システム・Zoom・Webex・Skype・Google Classroom・Dropbox さらにはGoogle翻訳など,あらゆるシーンでITを活用するハメになったのです。

特に,Google翻訳のリアルタイム翻訳機能については仰天した模様。たしかにすごいですからね。

それでも何とかなるもので,一度使えばその利便性を感じているよう。この騒動も,アナログ教諭のデジタル化については一定の効果を上げているようです。

今後さらに,アナログ教諭のデジタル化は進んでいくことでしょう。

食わず嫌いが多いのがIT。スマホの持ち主なら,たいていのサービスは恐れる必要はないのですけどね。

人間は何千年も変わっていません。ITごときで人は変わりませんから,安心してどんどん活用していきましょう。

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