支援学校の授業見学の敷居はそんなに高いものなのか?
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来る6月の日曜日,岩手県内の某支援学校を会場に,テクノロジーを活用したセミナーを開催する予定です。私のよく知っている現場でがんばっている教員や当事者を集め,事例などを発表してもらいます。主催は,会場校教員が代表の支援団体。
なんと,ご厚意に甘え,講師の皆さんは手弁当で来てくださいますm(_ _)m
セミナーの参加者は会場校の教員や保護者が多いと想定されます。私としては,会場校での授業がどのようなものであるのか,セミナーの内容を検討するために授業見学をしたいと考えていました。
会場校のセミナー責任者(教諭)は私のことをよく知っているので,授業見学の申し出はその教員にお願いしました。しかし,見学の申し出は,副校長によりあっさり却下されました。私から「書類」を提出してもダメとのこと。
セミナーは会場校の教員や保護者にメリットになることが多いと考えています。そして,より効果の高いセミナーの開催のためには,会場校での授業を知っておくことが重要です。なぜなら,どのような生徒がいて,どのような支援が導入可能かを想定して,それらをセミナーの内容に反映させる必要があるからです。
しかし,残念ながら会場校の管理職は,たかが私一人を学校に入れることさえも拒みました。無念でした。個人情報保護・安全管理やその他トラブルの予防。。。いろいろあるのはわかりますが。
他校では,見学だけでも可能でしたし,来校を求められることはあっても,研究や無償支援であれば受け入れてもらえないことはありませんでした。
講師の皆さんは私も含めて手弁当です。参加費は無料ですし,けっして自分たちの利益のために開催するでもありません。
私などは,無名の大学教員。かつ得体の知れない大学の所属ですから,支援学校の管理職が警戒するのはわかります。しかし,某支援学校はセミナーの会場校ですし,私はその講師のひとりですから,もう少し理解を示してもいいのではないかと思いました。甘えでしょうかね。
ご意見ください。
あ,こういうことするから,嫌われるのかなあ。私の体重を測れない設計ミスの体重計。
究極の安全は、究極の管理は、究極の平等は、
何もしない、させない、学ばせない、
そして、誰とも関わらない。
卵の殻はあまりにも厚く頑丈なので、
絶対に外敵からは中身が分からず壊されることもない代わりに、
中のヒナ自身も外界に飛び出せない。
余談はさておき、文面から察するに、もしかしたら、
「学校開放の一環として支援団体に場所や設備の提供はするが、
学校として支援団体の活動に協力はしない、関わりはもたない。」
というスタンスなのかもしれませんね。
お返事遅れまして失礼しました!
学校は共催にも入っていないので、無関係といえばそうですね。。。
本校は地元の大学の教員に1年に1回来てもらい、本校教員から見てもらいたい(相談に乗ってもらいたい)児童生徒6名の授業を1時間ずつ参観、放課後全体研修みたいな流れのことをやっています。そのようなつながりを学校の中からつくれれば、あとは顔パスで気軽に普段からも授業参観できるようになれると思います。要は「持っていき方」の問題かもしれませんね。
地元の学校ならそのような形も可能なのですが、遠方ですとスポット的になってしまいます。
スポット的な見学者であっても、身元と目的が確かなら拒む必要もそうないと思うのです。
もちろん、様々な懸念事項をあげれば、誰も入れないのが得策なのでしょうが、それでは税金で作った施設としてはいけませんよね。