ざっくりですが、サイバーダイン社「サイン」の記事を書きました
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最近何かとお世話になっている「ノーマライゼーション」。URLにいまだにチルダを使っているし,デザインもエラく地味ですが,いい雑誌です。去年末はこんな記事を書きました。
この度,最新の支援機器の解説を!とのご依頼がありましたので,重度障害者のテクノロジー利用分野界隈ではかねてから期待されているサイバーダイン社のサイン(≒サイバニックスイッチ・HALスイッチ)について取り上げてみました。2018年2月号の特集「技術の進歩と生活支援機器」にて掲載。
私自身,この装置の研究の末端に関わっていますので,サイバーダイン社の機密に触れない部分についてはおおむね理解しているつもりです。試作機は手元にあるので,いじり倒してその特徴などは体感しています。SMAっ子にも試してサクッと成功したことから,その潜在能力はすばらしいものであると感じています。
メディカルに関わる部分は,研究代表者である新潟病院の中島院長にも資料を提供していただき,間違いがないように気をつけました。全体的にはかなりザックリとした内容ではありますが,この装置の全体像は分かってもらえる記事になっていると思います。
ただし,まだまだ未知の部分が多いサイン。高額と思わせる価格や,異様に多いと思わせる入出力数。新しい道具ですから,これからどうなっていくのか,私も積極的に使いながら検証していきたいです。
(裏話)
今週あたり,サインが出雲国にもやってくる予定でしたが,諸所の事情で延期になりました。ざんね~ん。