イケメンALS患者さんのゲーマー化作戦
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播磨国北部のイケメンALS患者さんを訪問。
出雲国から200km,以前,この患者さんの訪問看護師さんが出雲国大でのワークショップに参加したことがあり,そこからのご縁です。
(終了)第5回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ ▽おもちゃの改造&「重度障害者の性」編▽ (2016年10月2日)
イケメン氏はALS患者としては若い40歳。
私の1歳年下です。ほとんど同級生ですね。
同じ時代を生きてきたから,ドラクエ・ファミスタや桃鉄なんかは共通知識。
そう,私たちはゲームネイティブの第一世代!
いきなりですが,今回は以下を試しました。
私,ゲームの行商人状態ですなあ。
- 筋電スイッチ訓練ゲーム
- 視線入力訓練ソフトウェア EyeMoT
- 視線入力訓練ソフトウェア EyeMoT 3D α版
- ワンスイッチ野球盤
OAK Cam をスイッチ入力として利用 - DEAD EYE LAND *外部サイト
OAK Cam をスイッチ入力として利用 - Gear VR
DEAD EYE LAND はゾンビを倒すシューティングゲーム。
ゲームジャムイベントの出品作品のようですね。
射撃操作には,スイッチ入力(SPACEキー)が必要です。
せっかくなので,最近多用しているOAK Camをスイッチとして使用しました。
もちろん,照準は視線入力!
その他のゲームはいつもの通り。
EyeMoT 3D Game_00 の風船撃破ゲームはいい働きをしてくれますね。
ぜったいに失敗をさせません。
イケメン氏いわく,ゾンビゲームや風船撃破ゲームは「ストレス解消になる!」。
なるほど,そういう使い方ができるのかあ。
訪問するからこそわかる反応です。
メモメモ。
筋電スイッチの訓練ゲームもなかなかいい感じ。
顔と脇あたりで随意的な筋電がとれることがわかりました。
現在の左足は主力で残して,サブで別の部位を使うといいのでしょうね。
うまく訓練すればさらにスイッチを増やすこともできそうです。
改めてゲームの効能を体験することができました。
どんどん改良していかないと!
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