キバンシー
Views: 335
もはや研究者の義務となっている外部資金の調達。
これまで,JST・経産助成・厚労科研や民間助成などで頑張ってきました。
博士課程での学費や研究費は,自分で申請書を書いて採択されたものをフル活用。
しかし,普通の「科研費」は過去に若手(B)の一つのみでした。
今回,ありがたいことに基盤研究(C)の内定をいただきました。
課題名は「神経・筋難病患者等のコミュニケーション様態におけるストレス評価」。
これまでの経験に基づいて,相当念入りに推敲を重ねた研究調書だったから正直自信がありました。
分身ロボットOriHime の検証も予定しています。
言うまでもないですが,せっかく採択されたので,研究に邁進します!
研究目的(概要)
重度障害者の最大の希望は,何にも増して円滑なコミュニケーション手段の獲得(回復)にある。ALS・筋ジストロフィー,脳血管障害や事故等によりコミュニケーション活動が極めて制限される身体環境では,絶えず深刻なストレス状態にある。しかし,医療・介護現場において,コミュニケーション支援は優先度の低い業務である。要因のひとつとして,コミュニケーション様態におけるストレス評価の客観的なエビデンスが十分ではないことが挙げられる。そこで本研究では,重度障害者のストレス状態を,アンケート・唾液および尿の非侵襲ストレスマーカー試験により定量評価し,コミュニケーション様態との相関を明らかにする。さらに,QoL(生活の質)とQoC(コミュニケーションの質)との関係を解明し,医療・介護制度にフィードバックしたい。
ただ。。。
少なくとも向こう2年は,Googleインパクトチャレンジとして実施している b-Free プロジェクトの研究開発を最優先のエフォートにしています。
なので,キバンシー研究については,研究協力者を募って,人海戦術で成果を挙げようと画策したいところです。
興味のある方,連絡ください!
キバンシーなのでたいした研究費はありませんが。
“キバンシー” に対して1件のコメントがあります。