富者のデバイス
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視線入力装置が劇的に安くなっていよいよ2年。
視線入力装置自体は数十年前から存在しているものですし,けっして新しい技術ではありません。
あくまでも高額だったから普通の人が使えなかっただけです。
ようやく,視線入力装置が安くなり,誰でも購入できるようになったのです。
しかし,本命の視線入力装置はまだ登場していません。
Tobii EyeX Controller も THE EYE TRIBE も同じ「非接触式」であり,顔のブレが影響しやすいことから精度の面で不利なのです。
一方,「装着型」は視線を追従するカメラは目のすぐ近くにあるので顔のブレはゼロ。
当然ながら精度はいいのです。
軽くて精度のよい装着型視線入力装置があれば,重度障害者のコミュニケーション環境は激変します。
それに比べれば,Tobii EyeX などはおもちゃのようなもの。
Tobii グラス2 は軽量・高精度,あの憎たらしいキャリブレーションは不要です。
これが数万円で出てくれば,ほとんどの視線入力装置を駆逐するに違いありません。
以前,展示品を使ったことがありましたが,その軽さと精度には衝撃を覚えました。
装着感はほとんどもう普通のメガネなのです。
カメラの存在も言われなければわかりません。
すぐにでも重度障害者の生活を変えてしまうほどの装置です。
ただし,高額なゆえにほとんどの人が利用できない現実。
ちなみに,これの価格は230万円。
重さ45g。
お金持ちの方はどうぞ!
次世代ウェアラブル アイトラッキング「Tobii グラス2」新発売!
http://www.tobii.com/ja-JP/eye-tracking-research/japan/news-and-events/latest-press-releases/-tobii-2/