ALS患者さんによる視線入力ゲーム(Tobii EyeX 使用)
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95米ドルの視線入力装置の Tobii EyeX(開発版)。
視線の抽出精度は、高価なものと比較してもほぼ同等といえます。
今回は、ALS患者の景山さんに、EyeXを利用してゲームをしてもらいました。
普段は、意思伝達装置「伝の心」を使っており、ゲームはソリティアを楽しんでいるようです。
今回試用してもらったゲームは、アクションシューティング「アステロイド」。
トビー社のサイトから無料でダウンロードできます。
Downloads
http://developer.tobii.com/downloads/
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景山さんにとっては、久々の激しいゲームだったに違いありません。
そのためか、ゲームを重ねるたびに上達。
眼の動きもよくなったように感じました。
少なくとも、得点はどんどん上がっていくのです。
視線入力を前提としたリハビリにはちょうどよいかもしれません。
スイッチ操作はもちろん、眼球運動についてもトレーニングすると入力効率がアップしそうです。
ゲームは楽しいですし、その場の空気も和らぎます。
そして、リハビリにもなるのですから、やり過ぎだけには気をつけつつ、うまく活用していきたいですね。