「見えてませんね!」を改善する研究
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少し前に,医学部の原先生(眼科医)が訪問されました(こちら)。
その後,共同研究することになりました。テーマは,「重度障害児の視力検査」。
検査しようにも,きちんと検査に取り組めなかったり,意思表出が困難で検査にならない子どもがいます。
そもそも検査ツールはクソつまらないもの。
それもあってか,重度障害児の親たちは,眼科医から「あなたの子どもは見えてない」と判断されてしまうことがよくあるのです。
でも,視線入力装置を使うと「見えている!」ことが分かることがちょくちょくあります。
つまり,検査ができなかっただけで,見えている可能性のある子どもはたくさんいるはず!
そこで,視線入力装置を使って視力検査をすれば,もうちょいいい感じに検査できるかも!ということで研究を開始することとしました。
PCを使えば,音だけでなくアニメーションも提示できますし,EyeMoTボックスを使えば物理的なフィードバックも与えられます。
EyeMoTのようにゲーミフィケーション手法を応用すれば,検査っぽくない形で検査ができる可能性もあります。
ということで,ご期待ください!