スーパーババァのミサヲさんから超嬉しい手紙
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私の人生において,板倉ミサヲさんの存在は小さくないものです。
いや,実に大きい。
20年前に出会ってなければ,障害者に関わる研究をしていなかったかもしれません。
直接会ったことのある人はわかるかと思いますが,ミサヲさんは超人的な明るさを持っているスーパーババァです。
四肢麻痺という重度障害ながら,常軌を逸したポジティブさで生きています。
そして,教育こそ人並みに受けることはできなかったけども頭がイイ。
IQ140くらいあるのかもしれません。ホント。
身体的な制限から,物理的な移動は難しいのですが心は質量ゼロ,どこにでも飛んでいきます。
この10年はインターネットを手にして,それまでの60年で出来なかったことを一気に穴埋めしているように見えます。
さて,ミサヲさんは今回の私の病気を知って,誰よりもはやくお便りを届けてくれました。
もちろん,あのスタイラスを使って i-Pad に文字を紡いだのでしょう。
自分の写真をバーンと添付するのはミサヲさんらしい。
しかも,頬に赤い☆のシールを貼るお茶目さ。
授業の一環で作文したと思われますが,実に気持ちのこもった内容でした。
どれくらいの時間で書いたのかなあ。
いやー,原稿用紙を使っているのが授業っぽい。
担任のA先生が添削したのでしょうか。
すごくきちんとした文章になっています。
長文はやや苦手だったはずなのですが,義務教育5年目となり,もうすっかり文章も上達しました。
何だか,親のようにすごくうれしい♪
その勢いで九九も英語も頑張って欲しいですねぇ。
ちょっと迷いましたが,ムスメらへの記録のためにもミサヲさんのお手紙をアップ。
そう,このブログ自体が私のライフログであり,同時に子どもらへの書き置きだからです。
第三者によって私の生きた軌跡が綴られているから。
実はそういう機会はあまりないのが現実ではないでしょうか。
ミサヲさんの許可も得られたので遠慮なく。
ミサヲさんとは,年明けの1月28日の岩手県立大学での講演で一緒に登壇します!
ぜひお誘い合わせの上お越しください(*^^*)
朝ですが何だか泣けてきました。
人ってこうしてつながって生きているのですね。