「今」っぽさはテクノロジーがもたらす

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テレビやYouTubeの映像を観ていると、20年前までよく使われたブラウン管時代の映像を目にすることがあります。縦横比率4:3の四角くて低画質のアレです。また、VHSで録画されただろうノイズの多い映像も出てきます。

昔のテレビ番組やCM映像などでよく見かけますね。

これらを観ると、私たちは無条件に「古い」映像と認識します。逆に、20年前であっても、フルハイビジョンだと、古いと認識できません。

もし、40年前の東京をフルハイビジョン画質で見ることができたら、まったく昔だとは気付かないか、どこかの地方都市かなと感じることでしょう。

たとえば、こちらは、80年前の戦争被害。

カラーで見れば今っぽい。

モノクロは「昔」のアイコンなので、モノクロをみれば昔のように感じてしまいます。

昔も世の中はカラーでした。

モノクロの人物写真は、血が通っているように感じません。でも、カラーにすれば確かに生きていた人だということが実感できます。

以下、黒柳徹子3連発。

窓際のトットちゃんによるインスパイア。

現代は、4Kや8Kなどの高解像度&高画質の映像が手軽に撮れるようになりました。

では、50年後に見たらどうなるのでしょうか。

おそらく、古く見えるはずです。

50年後なら、裸眼3次元映像が一般化している可能性もあるでしょう。そうなれば、2次元映像であるだけで「古い」と感じさせる要素になるのかもしれません。

今、LINE等で「おばさん構文」に頻出する絵文字ように。。。

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