【がんトーク】免疫チェックポイント阻害薬→分子標的薬&殺細胞性抗がん薬→免疫チェックポイント阻害薬
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肺がんステージ4も6年目。
「こいつは一体いつ死ぬんだ?」と思われながらの5年間。憎まれっ子世に憚るといいますからね。
最初に使った薬は、キイトルーダという免疫チェックポイント阻害薬で、2018年のノーベル賞を受賞した本庶佑さんの「がん免疫療法」の研究がもとになったものでした。
ここ3年くらいは、分子標的薬&殺細胞性抗がん薬を使ってきました。かなり効いていましたが、副作用がけっこう強く、点滴後10日間くらいはぶっ倒れるような生活でした。
そのため、多くの人にご迷惑をおかけしてたこともチラホラ。
ここにきて、遺伝的に腎臓が強くなかった上、副作用によりさらに腎機能が悪化したので、新しい免疫チェックポイント阻害薬を使うことに。
ほんとうは、主治医からは別の副作用がより強いものを提案されていましたが、どうも違和感があったので、今回の「テセントリク」にしてもらいました。
過去にも、別の病院では胸膜癒着という、やばめの「治療」を強く勧められましたが、どうしても納得いかずに固辞したこともありました。
結果、それでよかったのです。
今の主治医は、私の意向を汲んできちんと再検討してくれました。
私にも納得のいく説明をしてくれ、薬の変更も受け入れてくださり大変ありがたいです。
さて、テセントリクの説明書には、ありとあらゆる副作用が列挙されています。
新しい薬ですし、そもそも免疫に関わる機序によって効果をもたらすものですから仕方ありません。
やりたいことをやっていれば、まあ、なんとかなるでしょう。
これが私の最高のクスリ。
まだまだこのフィールド(地球)で遊びますよ〜。