重度障害児・者支援システム EyeMoT とは?
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EyeMoT の大きなミッション
一言でいえば、こうなるのでしょう。
「どんなに障害が重い子でも支援者が可能性を信じ、希望を持つためのサポートシステム」
視線入力の訓練や成功体験という要素もありますが、それはEyeMoTにとっては一部の要素に他なりません。
重度障害児をありのままを受け入れ、かつその子をきちんと信じることが大事なのです。
そして、支援者(主にママさんやパパさん)が、日々の生活に希望を持ってもらうのも同じくらい重要です。
人間は見えないものは信じ難いものです。
可能性を信じる
EyeMoT は視線入力の訓練ツールのみならず、隠された意思の可視化アプリとして、子どもの可能性を可視化するわけです。
画面に映るママの写真をどう見たか、好きな鉄道をどう観察したのか、使い続けることで視線の振る舞いがどう変わっていったのか。
わかりやすく可視化することで、もうその子どもを信じざるを得なくなります。
特に他人の場合は。
コミュニケーションが困難な子どもだと、他人に親がどんなに「うちの子スピッツの曲好きなんです~」と言ったところで、「親が好きな曲だからでしょ?」「親だからわかるのでしょう?」とは、けっして口に出しませんが、多くの他人はそう思います。
EyeMoTのゲームを組み合わせて活用することで、そんな行き違いをなくすことができます。
希望を持つ
EyeMoTは、自分の子どもなのに親の自分のことさえ理解していないのでは。。。というモヤモヤも解消してくれます。
ママの写真と知らない人の写真を並べて、その位置を変えてもきちんとママをよく見ているようなら、きっとママを認識している可能性はグンと高まるでしょう。
好きな音楽・飲み物や食べ物も、Webカメラと一緒に使うと志向がわかりやすくなります。
子どもの好きなもの・嫌いなものがわかるということは、希望をもってプレゼントを選んだり、日々の料理を楽しむことができるかもしれません。
その積み重ねが希望につながるのことでしょう。
これらが、EyeMoTの大事なオシゴト。
けっして、授業での時間つぶしゲームではないですよ。