災害時の Twitter 利用

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昨日の9月21日、台風15号が本州に上陸した。

私は,秋田市で行われる研究会に行く予定であり,早朝4時に東京都小平市の自宅を出発した。

しばらくは東北自動車道を順調に北上したが,福島県に入ったあたりで大雨に遭遇。

携帯サイトの渋滞情報ページを確認すると,宮城県で通行止めの区間があることが判明した。

ここでTwitterを利用し,「東北道 通行止め」や「東北道 渋滞」などで検索をした。

確かに,実際に通行止めになり,一部では渋滞が発生していることが分かった。

その時,私は安達太良SAで情報収集を行っていたが,一つ先のICである二本松までの情報を探すことができなかった。

これから台風が近づくことから,通行止めが長引く様子であったため,近くのICからUターンしようと考えていたのである。

人間の心理として,異常時は情報を盛んに発信し,それに比べて平常時の状況はほとんど発信しない傾向がある。

Twitter では,ツイート数に反映される。

もちろん,渋滞時はツイートしやすいし,走行中はツイートできない。

その点を除いても,以下のような場合を考えるとその傾向は明らかである。

例えば,地震が起きた時には大量のツイートが発生するが,起きていない時は起きていないことのツイートはほとんどない。

通行止めや渋滞の情報というのは,逆にどもまでが平常状態なのかもたいへん重要である。

なぜなら,高速道路では問題が起きていない区間ギリギリまでは走行したいからである。

つまり,通行止めや渋滞の情報をツイートする時には,不都合なマイナス情報とともに,逆のプラス情報も併記するとよいだろう。

例としては,「郡山IC付近渋滞中!那須高原までは順調だったよ!」のように。

情報というものは,多面的に発信した方が他人の役に立つ情報となるものである。

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