キホンジョーホーくらいの知識がないと会話ができないのです。

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企業や学校等でICT関連の業務にかかわる人は、異論反論を恐れずに言えば「基本情報処理技術者試験くらいは合格できていないと、ただのPCオタク」。

ただのPCオタクでは、ICT関連の専門家との会話が成り立ちません。やさしい業者さんでしたら、うまくおだててくれるとは思いますが。

学校現場によくいそうな「ITに詳しい人」は、PCを自作できる・Officeが使える・PCの細かい設定ができる・半田ごてを使えるという、いかにも個人的な経験を土台にしたもので、体系的な知識を持ち合わせていることは少ないです。

となると、CPUやGPUのやたら細かい性能には詳しくても、サブネットマスクすら知らずに、ネットワークの設定ができないということも起きます。

DHCPやDNSの理解もあいまいのまま、学校のネットワークの管理を任されている現状もあるようです。それでは、トラブル発生時に業者さんとのやりとりもうまくいきません。

バッファローのルータを設置するくらいで、普通に暮らすにはそれでもいいのですが、ICTにかかわる業務をする以上は、広く浅くでも体系的な知識があった方が、他の詳しい人との会話が成り立ち、詳しい人のチカラを借りることができます。

つまり、広い知識があれば自分で問題の切り分けが可能になり、詳しい人のチカラを借りることで、結果的に問題を解決しやすくなるのです。

基本情報技術者試験は毎年2回。今からなら、秋の試験に間に合います!高校生でも合格できる試験なので、「ICTに関連する業務」を担当する方はぜひトライしてほしいものです。

試験は、午前と午後に分かれており、午前は知識問題、午後はプログラム系の問題です。

別に、専門家になるわけではないので、ちょっとした脳トレとして受けて、受かっておけばいいですね。勉強したことは必ず役に立ちます。

午前問題の過去問をランダムで10問選択して、5問正解なら少し勉強すれば受かると思います。午後のプログラムの試験は簡単なので3か月練習すれば問題ありません。

学生にもすすめていますが、なかなか受けてくれません( ;∀;)

就職したら、秋期でソッコーで受かってほしいなあ。

キホンジョーホーくらいの知識がないと会話ができないのです。” に対して1件のコメントがあります。

  1. 通りすがりのOB より:

    貴学OBです。
    貴学は機械と電気電子を融合した学科ですので、
    専門科目も両分野と親和性の高い力学・振動・信号処理
    が多い認識です。
    二進数や論理回路はまだしも、負荷分散やデータベース
    は学科内の学生さんはちょっとなじみないかもしれない
    ですね。(お隣の学科なら馴染みあるかも?)
    ITパスポートから推奨してみるのはいかがでしょうか。
    あとは貴学で科目免除も狙える電気通信主任技術者も
    いいかもしれませんね。(私は先月合格しました!)

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