被災証明書(盛岡市)
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6月27日に盛岡市の被災証明を取得した。
今となってはもうニュースにもならないが,発行開始直後はどこも大変な混乱だったのは記憶に新しい。
なお,盛岡市では,震災時に現地に居たことを証明できれば被災証明が発行される。
相当にゆるい条件であるが,「居た」ことを証明するモノが必要である。
私は当日「居た」のでもらえる権利があるが,その証明となるとやっかいだ。
さらに,私の場合は東京在住のため発行にはさらに壁があるが,私の奥さんは盛岡市出身であることから,義父にお願いして発行を依頼した。
肝心の証明書は何らかの領収書が思いつくが,3月11日は車で岩手入りしていたため電車の切符の領収書は取れない。
なのでETCの明細が思い当たるが,クレジットカードの明細はWebのみにしているので信用に足る明細書がない。
当日は盛岡市内のホテルに泊まったのであるが,停電や断水等でサービスが行えなかったことから,ホテルの好意で宿泊料が無料になっていた。
そのため領収書が発行されておらず,なおも証明できるものが得られない。
仕方ないので,ホテルは楽天トラベルで予約したことから,Webの予約履歴を印刷し,ETCについても同様にWebの明細画面を印刷して証明書面替わりとした。
さらに,当日撮った写真も証拠とした。
都合,証明書類3点と申請書を義父宅に送り,無事被災証明書の発行を受けたのであった。
わざわざ発行所まで足を運んでくれた義父には大変感謝している。
それから,もう何度東北自動車道を走っただろうか。
おそらく,東京と盛岡を4往復はしているし,青森県や秋田県も走っているので利用合計は6万円ほどにはなっているだろう。
被災地の復興のための高速道路無料化である。
その意に背かぬよう,今後も有意義に活用させてもらいたい。