【第2報】視線入力の能力を客観的に評価するツールを開発中
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第1報ではおおよその開発方針をお知らせしました。以下の要素をアセスメントするのです。
- 線形性:視線の動きがスパッと直線的に動いているかどうか
- 安定性:注視したときにブレがどれだけあるか
- 正確性:注視したときにターゲットにどれだけ近いか
- スピード:視線の動きがどれだけ素早いか
- 効率:視線の動きの無駄がどれだけか
掲載後,追視(追従)も含めてほしいとのお話がいくつかありました。ただし,今回の視線スキル評価は,コミュニケーション利用に限定しています。つまり,文字盤などの静止した対象を選択する能力に特化して評価します。
もちろん,追視も重要なスキルなので含めたいのは山々なのですが。。。
視線入力をコミュニケーション用途として捉えた場合,必要かつ重要な視線入力のスキルには「追従」は含まれません。もしくは,極めて限定されたスキルと言っていいでしょう。なぜなら,コミュニケーション用途の文字盤などは,追いかける必要はないからです。
OriHime Eye や eeyes などは文字盤が動いていますが,事実上は注視に近い動作でしょう。