三つ子の魂、百まで

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「三つ子の魂、百まで」といいます。
人の素性は生まれながらということ。

昨日、実家に寄った際に、父親の米人(よねと)氏とNHKの番組を何気なく見ていました。
それは蝶のアサギマダラを特集したものでした。
アサギマダラは、沖縄・奄美から北海道までの1500kmを飛翔するといわれる蝶です。
最近その生態がわかりはじめました。

アサギマダラ 沖縄から東京へ
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/160583.html

驚異の飛翔2200キロ アサギマダラの神秘
http://home.r07.itscom.net/miyazaki/zakki/asagimadara.html

米人は少年時代、蝶の採集マニアでした。
長野は伊那の山奥で日々蝶を採っては記録し続けました。
今でもその記録が残っています。
小学校3年生のころから中学生を出るまでやっていたとのこと。
採集した数は膨大で、採取日時・状況をはじめ事細かに記録されています。
なぜ、そんな面倒なことをしたのかと聞くと「そうやって採取して調べて記録することが何より好きだった」と。

そして、その記録の中にはアサギマダラもありました。
米人いわく「どおりで中々見つからない蝶だった」と。
確かに、沖縄からの移動の際に、長野の山奥を経由する蝶はごく少数だったに違いありません。

10歳にして詳細な蝶の記録を付け続けた米人は、農学博士となって家畜の品種改良の研究職に就きました。
その代表作は TOKYO X という豚肉。
私は改良に失敗したただの肉塊。

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